熱中症について

6月に入り梅雨入りしました。これからはジメジメした蒸し暑い日々が始まります。

気になるのは、熱中症です。命にかかわる様な症状は勿論避けなければいけませんが、見落とされがちなのが、軽度の発熱です。個体差もありますが、39℃台と思って下さい。
この時期、まだ身体は湿気と暑さに慣れていません。
そして最近の日中と夜間の温度差。日毎の温度差。
この状況は人が思っている以上に動物たちに負担をかけています。

人よりも行動範囲が限定されている室内飼いの場合、人の体感がそれ程悪くなくても動物に対しては十分注意してください
気温が急に高くなった、湿度があがった、そして今日(6月13日)のように気温は低めだが湿度が高い。
こんな日の後に食欲がない、食べるけど吐いてしまう、軟便になった、なんとなく元気がない などなど。

普段から、身体にさわって体温チェックしてみてください。病院での診察時、「あ~熱あるな~」と触診だけで感じることがよくあります。飼い主さんにはわかりずらい事も多いです。
人間はおでこさわりますよね。それと同じです。動物の場合は、内股、耳、歯茎 などが分かりやすいと思います。平熱時との違いを感じてみて下さい。

今年も猛暑になりそうです。コロナもあり大変ですが、人も動物も楽しく生活できるように少しの”気付き”を心がけてみてください